湧き水が多いわけ

湧き水
降雨量が多い
阿蘇は全国平均の約2倍、年間3千ミリもの雨が降り、その多くが地中に浸み込みます。
カルデラという地形
噴火活動によって形成された大きなくぼみは、雨水を貯めやすい構造になっています。
噴火で出来た地層
繰り返しの噴火で、水を通しやすい層と、通しにくい層ができました。
地下に浸透した雨水は通しやすい層(天然のフィルター)を通り、清らかな水となって再び地表に現れます。
カルデラ内の水田
もし水田がなければ降った雨は川となり、すぐに海に流れ出てしまいます。
水田は雨水の多くを地下に浸透させ、大雨の時には“天然のダム”としての機能を発揮します。
広大な草原
森と草原を比較すると、草原の方が地表に届く雨の量が多く、その分地下への浸透量が多くなります。
広大な草原があるからこそ、阿蘇は地下水が豊富なのです。
カルデラ




白川の特性

特性

白川は冬(1月前後)の流水量が比較的多く、年中安定しています。
これは梅雨時期の雨を阿蘇カルデラ内で貯めているからです。




熊本の地下水との関係

収支

阿蘇カルデラ内に降った雨は、その多くが地下に浸透して、数十年をかけ湧き水となって再び地表に現れます。
白川の流水量が安定しているのは、阿蘇の湧き水が影響しているからです。
白川の水は中流域で再び地下に浸透し、熊本都市圏の地下水へと、大きく貢献しています。

阿蘇カルデラ内に広がる水田はこうした役目があり、米を作ることで水田が守られ、
お米を食べていただくことで、農業を続けていくことが可能となります。